全国の消費生活センター等には「火災保険などの損害保険を使って自己負担なく住宅の修理ができる」や「保険金が出るようサポートするので住宅修理をしないか」など「保険金が使える」と勧誘する住宅修理サービスに関する相談が多く寄せられています。
京都市内でも、同様の相談は幾つか寄せられており、例えば、「無人航空機(ドローン)を飛ばして屋根を点検し、悪い所があれば火災保険で修理する」や「自宅上空にドローンを飛ばして、自然災害による屋根被害の調査をしている。必要であれば保険申請も手伝う」といったものがあります。
消費者へのアドバイス
「保険金が使える」と契約を勧誘された際は以下について御注意ください。
- 保険金を使って無料で工事ができるという勧誘には気を付けること
- 保険契約の内容や必要書類を確認し、まず保険会社に相談すること
- 複数の業者から見積りを取ったり周囲に相談したりして、すぐには決めないこと
不安に思った場合やトラブルになった場合はお早めに御相談ください。
京都市消費生活総合センター 075-366-1319(平日の午前9時から午後5時まで)
京都市以外の方は消費者ホットライン(局番なし)188※
※ 最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等を御案内する全国共通の3桁の電話番号です。
以下、ホームページも併せて御覧ください。
「保険金を使って住宅を修理しませんか」がきっかけでトラブルに!-高齢者からの相談が増加しています-(国民生活センターホームページ)
※ 2018年9月6日報道発表
自然災害にみる消費者トラブル-被災した住宅の修理トラブルから、便乗商法まで-(国民生活センターホームページ)
※ 2015年8月27日報道発表