フリーマーケットサイトで、健康食品(サプリメント)の偽物が販売されていた旨の相談が消費者庁に寄せられています。
これらの相談に関し、消費者庁が調査を行ったところ、実体不明の事業者がフリーマーケットサイトを利用して、消費者に健康食品の偽物を販売した被害(消費者を欺く行為)の発生を確認しました。
こうした状況を踏まえ、消費者庁は、消費者被害の発生又は拡大の防止のため、消費者安全法(平成21年法律第50号)第38条第1項の規定に基づき、京都市に対し消費者被害の発生及び拡大の防止を目的とした情報提供がありましたので、消費者の皆様へ注意喚起いたします。
本件の概要
フリーマーケットサイトにおいて、大塚製薬株式会社(以下「大塚製薬」といいます。)が製造・販売する健康食品「EQUELLE」(パウチタイプ・120粒入り。以下「エクエル」といいます。)の商品名などをうたった偽物の出品が複数見られました。
エクエルは通常、大塚製薬の公式通販サイトや、医療機関・調剤薬局などで販売されていますが、偽物の商品は、公式通販サイトや医療機関・調剤薬局などでの販売価格よりも2~3割程度安く販売されていました。
出品者らは、エクエルの偽物を発送する際に、他人の個人情報を用いるなどしており実体は不明です。
少なくとも令和3年6月上旬時点においても、フリーマーケットサイトにおいて偽物の疑いのある「エクエル」が出品されていました。
※ 現時点において、大塚製薬及び消費者庁にはエクエルの偽物を飲用したことによる健康被害の通報はありませんが、偽物の安全性は不明であるため、飲用しないでください。
詳しくは、消費者庁ホームページを御覧ください。
フリーマーケットサイトにおける健康食品の偽物の販売に関する注意喚起